ご挨拶
皆さまこんにちは!
今日は9/22(月)。かなり秋らしくなってきましたね。
季節の変わり目でお体壊される方も多いかと思いますが、
私ももれなくその一人です。
しかしながら、この時期は冬に向けて野菜を植える時期なので、休んでもいられません!
毎朝はやくに畑に繰り出し耕す毎日です。
ただ、体を動かすことがとても好きなので楽しいです!土を触れることも。
東京に居た時は土を踏むこともなければ、触ることなんて1年に1回もありませんでした。
今日はそんな私が今治に引越してきて変わったことを1つ書きたいと思います。
今治産の野菜・フルーツがある!!
野菜がある??どういこと?って思いますよね?
実はこれ事実なんです。
今治に来て驚いたことは「たくさん野菜がある!」ことでした笑
色んなところでお話しているのですが、私は畑と言うものを見たことがなかったんです。
もちろん、どこかに旅行に行ったときに田んぼを見たり、
何かを植えている畑を見たことはあったのですが、
近い距離で見たことがありませんでした。
どんな思い込み?と今になっては思いますが、
東京で私が住んでいた周りには畑はありませんでした。
なので、野菜を見ると言えばスーパーや八百屋さんに陳列されているもののみ。
で、産地などは気にしたことがありませんでした。
そのせいか、野菜やフルーツは有名な産地でしか作られていないと思っていたんですよね。
愛媛であればミカンを始めとする柑橘だけ、
広島であればレモン、
ほうれん草は群馬、
新潟、秋田などではお米という感じに、
主に「名産地」という所が日本全国に野菜やフルーツを流通させているものだと思っていました。
ウソのような本当の話で40年近くそう思って生きてきました。恥ずかしい!
なので、今治の産直に立ち寄り野菜を見て
「今治産」と書いているものがごまんとある!!
と衝撃を受けました。
それから、お隣の西条市に行ったり、松山に行ったりしても
至る所にその地域出身の野菜が並んでいるではないですか!
松山に於いては、アボカドまで!
本当に驚きました。
変わったこととは?
タイトルの「変化したこと」
それは
葉っぱを見てなんの野菜・フルーツかわかるようになった
ことです!
最初の1年目は畑もやっていなかったので、よくわかりませんでした。
分かっていたのは、玉ねぎとトウモロコシくらい。
里芋の葉っぱを見て「カエルが雨宿りするやつ」と思ったり、
キウイの木をみて「なんかブドウみたいのがなりそう」と思ったり、
イチジクの木をみて「南国っぽいやつ」と思ったり、
都会の人間の発想の範囲で物事を見ていました。
しかし、畑で野菜を自分で育てたり、
周りの人の野菜を見るにつれ
「お!これは里芋だったんだ!」とか
「これはウリ科のやつね!」とか
「これはトマトだね」とかわかるようになりました。
こういう自然の知識が身に着いたことを嬉しく思っています。
知識=おもろく生きるために必要なもの
過去の自分にこういう話をしたところで
「は?そんな知識をつけたところで何になるの?」
と言うと思います。
東京に居た時は
「それって(割と短期間で)金銭的に意味があるかないか?」
みたいな思考をしていました。
なので、その時自分が無駄だと思ったことは基本的にやりませんでした。
長い目で見ていたのはスタッフの成長くらいだったと思います。
時間にも心にもゆとりがありませんでした。
だから体を壊してしまったのかもな…と思います。
移住して気が付いたことは
「金銭になるかどうかが価値ではない」ということです。
なんの野菜やフルーツかわかることは
直接的にお金を生む知識ではありません。
でも私たちにとっては
おもろく生きるためのピースの一つ
なんですよね。
これは実際にあったことなのですが、
移住して1年位した時に一人でベトナム旅行に行きました。
都会ではなく、ハノイという都心から高速バスで6時間も行った先にある田舎町です。
そこで宿泊していたのですが、ちょっとローカルな場所に行ってみたいと思い、
宿主さんにお願いしてバイクで山奥の集落に連れて行って貰いました。
そこにはバッファーローが普通に歩いていたり、
野菜のかごを頭にのせて歩いている方がいたりしました。
そこに売店があったのでお茶を飲みました。
ふとその売店を見ると空心菜らしきものが売っていたんです。
空心菜は東京では食べたことはなかったのですが、
今治で初めて知りました。
近くに畑を借りているベトナム人の方が育てていたのです。
その方に以前いただいたことがあったので
ベトナムで見た時に「あ!見たことある野菜!空心菜だ!」
と知ることができました。
本当に空心菜か?ということを質問すると
「そうだよ。ベトナムではメジャーな野菜なんだ」
という返事が返ってきました。
この知識を知っていることで想像力が働きました。
・ベトナムの山奥の気候が多少なりとも今治に似ているのかも?
・今治のベトナム人の方は故郷でよく採れる野菜だから馴染みがあって育ててるのかも?
・日本とは違う料理方法があるかもしれないから聞いてみたい
・アジアは気候が似ているから同じような野菜が多いのかも?
たった一つの野菜を知っているだけで、世界が広がりました。
まとめ
今日は今治に引越して変わったことについて書きました。
お金にならない知識でも、
人生をおもろく生きるために必要な知識のピースはたくさんあります。
それは人それぞれ違うことでしょう。
私にとっては、
葉っぱみて「これは●●だ!」と野菜やフルーツがわかることは
楽しく生きるために必要なことでした。
皆さんはどんなことが自分に必要なピースだと思いますか?
自分もこんなことあった!とか
こんな知識を知っていると楽しいと思えるようになった!
などの経験談があれば、ぜひコメントで教えて頂けたら嬉しいです!
最後まで読んで頂きありがとうございました!

