ブログを書くのは自分の言葉で

日常

ご挨拶

こんにちは!
少しずつ秋らしくなり、過ごしやすくなりましたね。

旅に出たりするのでブログを毎日更新するのは難しいのですが、
このサイトをオープンするまでに少しは書き溜めておきたいと思い、
今は毎日書いています!

今日はそんな「ブログ」について思うことを綴ります。

ブログが続かない

私の年代はブログ全盛期を経験していますが、
実は長年続けられたことがありません。

目的が不明確だったり、結果が目に見えないからです。

お店をやっていた頃は、
開業前の準備段階から少しずつ書いていましたが、
営業が始まり忙しくなって、優先順位が下がってしまいました。

その時代は集客のためにブログを書いていたわけであり、
ただ自己満のために書いていたわけではありません。

なので
ブログによってどれくらいのお客さんが来てくれたのか?
それに対してのフィードバック


これを数字として明確化できていなかったので
優先順位が低くなってしまい1か月に1回の更新すら難しくなりました。

文章を書くのは上手い下手は置いておいて好きなので、
苦痛ではないのですが、
それを継続するとなると、それなりに精神力が必要だと思いました。

AIの時代到来

時は経ち2025年の今。
AIは私たちの身近な存在になりました。

このサイトを作るのにもChatGPTが大活躍してくれて、
これが月20ドルで使えるなんて奇跡です。

ただブログに関して思うのは、
言葉を書くことをAIに委ねるのはどうなんだろうか?
ということです。

noteというブログ投稿サイトを見ていると

AIを使ったブログを書いている人
AIを使ったブログの書き方を書いている人(ややこい)
それによって効率化が図れる理論

そんな記事が増えました。

そういう人はお店をやっていた頃の私のように、

毎日投稿をしなければビジネスに繋がらない!
数字が正義だ!
効率化することでもっとお金稼ぎができる!

見てくれた人が少ない労力で金銭的に豊かになれるように
そのような記事を書いているのだと思います。

効率化を重視するビジネス界隈では、AIの文章は強力な武器だと思いますが、
どうしても私にとっては少し違和感が残ります。

同じタイトルでAIが書いてくれた文章

実際にAIがどれだけの能力があるのかを皆さんにご覧頂きたいです。
「ブログを書くのは自分の言葉で」とお願いしたら、1秒で立派な文章が出てきました。

ブログを書くとき、私が一番大切にしているのは「自分の言葉で書く」ということです。
人の意見を参考にしたり、世の中の流行を取り入れたりするのも大切ですが、最終的に文章にするのは自分自身。だからこそ、借り物ではない、自分の体験や感じたことを言葉にしていきたいと思っています。

たとえば旅のブログなら、観光地の情報はガイドブックやネットにもたくさんあります。でも「その場に立ったときにどんな匂いがしたか」「人と出会ったときにどんな空気を感じたか」――こうした小さな感覚は、自分にしか書けないものです。

うまく言葉にならないことがあっても、それはそれで大切な表現。完璧でなくても、自分の声で書いたものは、読む人にちゃんと届くのだと思います。

誰かの正解をなぞるのではなく、自分の言葉で綴る。
その積み重ねが「自分らしいブログ」になっていくのだと信じています。

すごくないですか?
これが「このタイトルで書いて!」と言って約1秒で書かれる文章です。

そりゃ人間は楽をし始めますよね^^;

それでも自分の言葉で書きたい

こんな文章がさらっと書けるなら、
それに頼ればいいじゃない!と思う方もいるかもしれませんが、
やはり私は自分の言葉で書きたいと思ってしまいます。

それはなぜかというと、
自分が積み重ねた知識や経験をAIは知らないからです。

確かにAIの文章は結論から始まり読みやすい構成になっています。
しかし、このタイトルでブログを書こうと思ったきっかけや想いは
私の中にしかありません。

AIが書いてくれた文章の2ブロック目
「たとえば~」も言っていることは正しいんです。
でもそれを具体例を用いて文字にすることはできません。

例えば自分がフランスに旅行に行った時の一説を書きます。

フランスに初めて一人旅に行った時に、
カフェでビールを飲みムール貝をつまんでいたら
隣にいた日本人女性とフランス人男性のカップルに声をかけられました。

そこで意気投合して昼間から夕暮れまでお酒を飲みました。
その後、そのカップルが住む古めかしいフランスの素敵なアパートで
ディナーを頂くことになりました。

15分くらい歩いたでしょうか?
築100年は超えるのではないか?という古いアパルトメント。

映画でしか見たことない、
柵をあけて乗る3人乗りくらいのエレベーター。
びっくりするくらい遅いし、
隣の人の息遣いが聴こえるくらいの狭さ。

お部屋に着くと、ちょっと広めの1R。
お風呂とトイレ以外だけが別の空間で、
そこにキッチン、ベッド、ダイニングテーブルと椅子が二脚。

まるで映画の中の世界にいるようでした。

ちょっとかび臭いじゅうたんの匂いを嗅ぎながら
作ってもらったビーフシチューを頂きました。

あれは人生で一番おいしいビーフシチューだったんです。
初めてのフランス一人旅。

言葉も通じないし不安だったけれど、
一生の思い出になりました。


この文章があるのとないのとでは
臨場感が違うように思います。

そして、使う言葉に関してもそう。
その人が覚えてきた言葉、
読んで来た本などが大きく影響することでしょう。

AIは良くも悪くも大衆に受けるような
無難な文章を書いてくれます。

でもその時感じた自分の感情や情景を
自分が描く映像のように描くことはできないんですよね。
だからどうしても自分で書こうと思ってしまいます。

まとめ

今でもAIにもっと細かく指示をしたり、
時代が進めば自分の体験談や具体例を書けるのかもしれません。

いまばり夫婦のブログの意味はまだ定まっていないし、
そもそも見てる人がいるかどうかもわからないので、
AIに書いて貰っても良いのかもしれません。

でも結局YouTubeも文章も「自分たちを表現する場」

何かで代用するのはちょっと違うかなとやっぱり思ってしまうので
非効率ではあるものの、やっぱり自分の言葉で書いていきたいと思います。

毎日更新は難しいかもしれませんが、
YouTubeにできない思いや経験、感じたことを少しずつ残していく。
そんなブログを続けていけたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメントも頂けたら嬉しいです!