ご挨拶
こんにちは。2日ほどブログをお休みしました。
毎日書いていたので、2日空くとずいぶん長く書いていなかった気がします。
習慣って良くも悪くも怖いですね^^;
さて、
今日は以前ブログとして使っていたnoteというサイトに投稿した記事を
こちらに書きます!
最初はブログをnoteで書いていたのですが、
ビジネス色が強すぎて「これは自分には合わないな」と感じ、やめました。
イイネ!の数を稼ぐために内容を読まずに反応する文化や、
「最速でフォロワー1000人!」みたいな記事が多く、楽しく書けなくなったからです。
多くの人の目につくといった意味では、
そのようなプラットフォームを使うことは大事です。
しかし、いまばり夫婦のブログとして考えた時に、
ブログをバズらせたい訳でもないし、
他の人と数字を比較して喜んだり落ち込むのもなんか違う。
そんなの気にしなければいいのですが、
性格的に数字があると気になってしまう…
いつかHPを作ったらそこにブログを書こうと思っていたので、
これを機に加筆をしながらぼちぼち移していきます。
生きる力とは?
まず、「生きる力」とは何でしょうか。
私たちの思う生きる力は
自分でなんとかする力
どんな状況下においても、困ったことを解決できる力。
今治は地方都市なので、
生活で困ることや不便なことはないのですが、
それでも東京と比較するとやっぱり不便なことがあります。
もう3年住んだので、
今は不便を感じることはほぼないのですが、
この記事を書いたときはこんなことがありました。
友人がくれたきっかけ
先日、友人が手作りのスコーンをくれました。
この「手作りのものをくれる」こと自体が
東京では全くと言っていいほどなかったので、めちゃくちゃ嬉しい。

我が家の近くの畑にははだか麦があるので、その景色を見てこれにしてくれたとのこと。
全粒粉とクランベリーも入り。感謝しかない。
で、スコーンと言えば・・・・
アフタヌーンティー

アフタヌーンティーにはスコーンが必須ですが、
そのスコーンには必ず「クロテッドクリーム」が付いてきます。
上記写真の右下の白いやつです。
クロテッドクリームとは、
バターと生クリームの中間くらいのもので、
ホイップバターのような硬さのもの。
私はこのクリームが大好きなんです!
このクリームを食べるためにスコーンを食べるくらいの感覚。
ちなみに日本では、こういうものが売っています。

それで、友人とお茶したあとに、
さっそく今治新都心のイオンに買いに行きました。
乳製品コーナーを探すと……ない!
カルディにも、別のイオンにも、どこにもない!
(Funtable Kitchenにあるそうです)
友人は、ジャム付けてもおいしいよ~と言ってくれたけど、
手作りスコーンを貰うことなんて稀なので、
一番おいしい状態にして食べたい…
うーん・・・
もしかして・・・
作れるんじゃない?!
それでレシピを検索してみたところ
なんと乳脂肪分の高い生クリームで作れるではないですか!
作ってみようクロテッドクリーム
全く同じものではないようですが、
ほぼ同じものができるらしい。
というわけで、
クロテッドクリームは見つかりませんでしたが、
47%の生クリームを買って帰りました。
作り方はめっちゃ簡単。
オーブンを120℃にして1時間焼くだけ。
粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて、12時間~24時間で完成するとのこと。
参考にさせて頂いたのは、こちらの動画です。
一晩寝かさなきゃいけないので、
食べたい気持ちをぐっと堪えて翌朝まで待ちます。
翌朝冷蔵から出してみると…
出来てる!

ということで、スコーンとあわせた写真。
美しくない写真ですが、味も硬さもクロテッドクリーム。

スコーンもクリームもおいしく頂きました。
自分で作ってみると簡単でおいしかった。
なぜ今まで自分でやらなかったんだろう???
与えられすぎると成長しない
このことから考えました。
都会は「便利・時短・効率」が正義。
お金を払えば、何でもすぐに手に入ります。
でもその分、「自分でやってみる経験」が奪われてしまうんですよね。
人に何かをやってもらう代わりに、対価を払う。
浮いた時間で働いてお金を稼ぐ。
これが都会の常識。
しかし今の暮らしはゆとりがあって、
自分が大事にしているのは豊かさ。
東京や大阪のように
簡単に手に入るものと手に入らないものがあります。
だからこそ、
自分でなんとかしよう!という発想が生まれ
出来ることが増えていく。
身に着いたことは忘れないので、
この状態で都会に行っても対応できるし、
海外に行っても同じことができます。
私の祖母は、
当時は物がなかったから自分で色んなものを作ったと言っていました。
浴衣を縫ったり、カバンを作ったり、漬物をつけたり etc…
私の時代に当たり前に買うものですが
当時は私の祖母だけでなく、皆がそういうものを作っていた時代だったのでしょう。
それが良いとか悪いわけではなく、
単純にそれだけの知識や経験があることがすごいなと思います。
今の時代は物で溢れかえり、
生活で必要なものを自分で作る機会は昔よりはるかに減りました。
その分パソコンで作業したりということにとって代わったとは思いますが、
今からでも色んな知識や経験を身に着けていきたいと思いました。
物やサービスを買うだけの人ではいたくない。
まとめ
都会ではお金を稼ぐことが正義とされ、
本来であれば自分で作れるものやできることも、
お金を払えばすぐに代わりが手に入り、
自分の時間を生み出してくれる便利なサービスや物で溢れています。
クロテッドクリームは「買うもの」だと思っていました。
でも、なかったからこそ「作ってみる」という発想に出合えたんです。
便利さの裏では、
気づかないうちに「自分の力」を手放していたことが、少し怖くもありました。
便利な生活をすることで、「仕事以外自分では何もできない人間」になっていたからです。
それに気づくことが出来ただけでも、
住む場所を変えてよかったと思っています。
環境を変えなければ、
自分の常識が当たり前じゃないと気づけないものですね。
都会にいたら出合えなかった発想や気付き。
不便を感じたおかげで、
自分の中に新しい力が増えていくのは面白いことだなと思いました。
田舎暮らしで時間にゆとりができた今こそ、
一つひとつ「自分でできること」を増やしていきたい。
それがきっと、私にとっての”生きる力”につながると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

