ご挨拶
おはようございます。
いよいよスーパーには鏡餅やお正月飾りが少なくなり始め、
年末ムードを感じるようになりました。
せっかくなので、
数回に分けて、私自身も今年を振り返ってみようと思います。
七味五悦三会
皆さんは、この言葉をご存知でしょうか。
「七味五悦三会(しちみごえつさんえ)」
私は昨年、知人から教えてもらったのですが、
これは江戸時代に行われていた年末の風習だそうです。
除夜の鐘を聞きながら、その年にあった
- 食べておいしかったもの七つ
- 楽しかったこと五つ
- 初めての良き出会い三人
を語り合い、
「これだけあれば良い年だったね」と喜び合う文化。
テレビもなかった時代、
家族それぞれの一年に思いを馳せる――
とても贅沢な時間だったことが想像できます。
年末なので、記録という意味も込めて、
私の2025年の七味五悦三会を書いていくことにしました。
今回は【美味しかったもの編】です。
家で食べた美味しいものもたくさんありますが、
自炊は新しい発見が少ないため、
今回は主に外食を中心に挙げていきます。
マグロ丼
「道の駅 風和里(愛媛県松山市北条)」
今年の10月、松山市北条に「お食事処 亀八」をオープンされた、
道の駅 風和里の元大将。
大将が「お客様感謝デー」と称して、
豪華なマグロ丼をなんと1,000円で提供してくれました。
とろけるような食感と、
信じられないほど濃いマグロの味。
「ほっぺたが落ちる」とは、まさにこのこと。
文句なしの絶品でした。
道の駅ではなくなったことで、
これまでできていたことができなくなる部分もあるかもしれません。
それでも、わたしたちはこれからも全力で応援していきたいと思います。
北大短角牛のランプステーキ

「ひだかミート(北海道ひだか町)」
6月、日本全国精肉の旅で立ち寄ったのが、
北海道ひだか町にある「ひだかミート」という精肉店。
こちらで店主の方に勧めていただいたのが、
北大短角牛のランプステーキでした。
短角牛は、黒毛和牛のような脂ではなく、
赤身の美味しさが特徴のお肉。
私は脂が少し苦手なので、
短角牛の食べ比べをしようと思って見つけたお店でした
(もう一軒は襟裳)。
年に一度しか入荷しないというランプステーキを、
自宅に送ってもらい、いただくことに。
写真がないのが残念なのですが、
一般的にイメージするステーキよりも、
厚みはかなり薄め。
ミディアムくらいの焼き加減にしたところ、
ナイフを入れてびっくり。
とにかく柔らかい。
脂身がほとんどないにも関わらず、この柔らかさ。
そして口に入れると、
赤身とは思えないほどジューシーで、
お肉の旨みがジュワ〜っと広がります。
同じく襟裳の短角牛も食べましたが、
驚くほど食感が違いました。
これは推測ですが、
店主の方の中に「ベストな厚み・切り方」があり、
それが大きく影響しているのではないかと思います。
決して安いお肉ではありませんが、
これは毎年一度は必ず食べたい、
そう思わせてくれるお肉でした。
つぶとじ丼

「喜味乃屋(北海道様似町)」
北海道様似町にある居酒屋さんで出会った、
つぶ貝を玉子でとじた「つぶとじ丼」。
以前ラジオでもお話しましたが、
粋なお父さんと奥様で営業されているお店です。
時期的につぶ貝のお刺身は難しいとのことで、
せめて卵とじでも、と思い注文しました。
――これが大正解。
これでもか、というほど入ったつぶ貝は、
食感プリップリ。
いつも回転寿司で食べているものとは別物で、
厚みも味の濃さも段違いでした。
玉子にも貝の出汁がしっかり染みていて、
あまりにも美味しくて、
北海道滞在中に2回も食べに行ったほど。
ブリトー

「アメリカ ラスベガス⇒デスバレー間のガソリンスタンド」
まさかブログに書くことになるとは思わず、
写真もなく、場所も思い出せない。
まさに一期一会のお店でした。
トイレ休憩で立ち寄ったガソリンスタンドに、
小さなコンビニがあり、
その中にあったメキシコ料理のテイクアウト。
ラスベガスは物価が高いですが、
そこから離れると、
メキシコ系移民の方が営むお店が多く、
安くて美味しい料理に出会えます。
タコスもありましたが、
お米が入っているブリトーを選択。
ブリトーといえば日本ではセブンイレブンですが、
本場のものはとにかくボリューム満点。
お米、チキン、チリビーンズなどが、
生地がはち切れそうなほど詰め込まれていました。
デスバレーへ向かう車内で夫婦でシェアしましたが、
2人で1つでも十分すぎる量。
繊細というより、
トマトとスパイスの豪快な味付け。
それがまた、最高に美味しかったです。
水餃子


「店名不明(中国・珠海横琴)」
中国に入った瞬間、
Googleなどのアメリカ系アプリが使えなくなるため、
残念ながらお店の名前は分かりません。
珠海(ジューハイ)は、中国の中でも比較的田舎のエリア。
ホテルのすぐ近くにあり、ふらっと立ち寄りました。
日本では焼き餃子が主流ですが、
中国では茹でた水餃子が一般的なようです。
具材は、
白菜・セロリ・ニラ・ニンニク・ピータンなど様々。
皮はもちもちで、
茹でているのに水っぽさは一切なし。
餡にしっかり味が付いているため、
調味料は黒酢だけで十分。
「薄味かな?」と思いきや、
全くそんなことはなく、
黒酢だけで完結する美味しさでした。
あまりにも気に入ってしまい、
3回通い、さらにテイクアウトまでして、
合計4回ほど食べました(笑)。
しかも驚くほど安く、
14個で400〜500円ほど。
国同士の政治的な問題はあれど、
民間レベルでは関係なく、
言葉が通じなくても、とても親切に対応してくれました。
酸菜魚(スァンツァイユ)


「太二(マカオ)」
マカオで食べた中国料理、酸菜魚。
白身魚(スズキ)、酸菜(高菜の漬物)、
唐辛子や山椒を中華スープで煮込んだ、
ピリ辛の煮込み料理です。
元々は屋台料理だったそうですが、
2021年にチェーン展開し、
現在はグローバル展開を目指しているお店とのこと。
写真では伝わりづらいですが、
とにかくお皿が大きい。
手のひらを広げて2つ分くらいはあります。
辛いタイプと、
NO SPICE(辛くない)が選べますが、
おすすめは断然NO SPICE。
「酸」と付く名前なので酸味を想像しますが、
実際はほどよい酸味で、何より出汁がとても濃厚。
残念ながら日本料理に
「これに似ている」と例えられるものがなく、
説明が難しい一品です。
エッグタルト



「Lord Stow’s Bakery(マカオ)」
最後はエッグタルト。
こちらはエッグタルト発祥の地として知られ、
今でも行列ができる人気店です。
日本でも何度か食べたことがあったので、
「そんなに違うのかな?」と半信半疑でしたが――
……美味しい。
夫婦そろって感動しました。
日本で食べていたエッグタルトとは、完全に別物。
卵の味の濃さ、
餡の量ととろける柔らかさ、
パイ生地のサクサク感。
「今まで食べていたのは何だったのか」
と思うほどの衝撃でした。
ポルトガルに行ったことのある友人も、
「これは現地で出来立てを食べて初めて分かる味」
と言っていましたが、まさにその通り。
マカオ滞在中、
毎日いろんなお店で食べ比べをしましたが、
最終的にここが一番という結論に。
まとめ
「七味」を選ぶと、今回紹介した7つになりました。
今年は海外に行く機会が多く、
初めて食べる料理との出会いもたくさんありました。
振り返って書き出してみると、
ゆうに20品以上、
「美味しかった」とすぐに思い出せるものが並び、
改めて良い一年だったなと感じます。
皆さんにも、
今年食べて美味しかったもの「七味」はありますか?
もしあれば、ぜひ教えてください。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

